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東寺

●教王護国寺(東寺)

日本一の高さを誇る五重塔で有名な東寺は、延暦13年(794)桓武天皇によって平安京に遷都されたときに計画された官寺です。

平安京の玄関口ともいうべき羅城門を挟んで東寺と西寺は両翼を広げたように建立されました。その2年後、嵯峨天皇は、唐より帰朝した空海に東寺を授けました。ここに日本にはじめて真言密教の根本道場が誕生します。

以来、1200余年を経て、東寺は、平安遷都当時の姿のまま、弘法大師空海の教えを伝え続けています。


●講堂立体曼荼羅

講堂は境内の中心に建てられ、その中心に安置されているのが真言密教象徴する仏、大日如来です。講堂には、大日如来を中心とした5体の如来、東には五菩薩、西には不動明王を中心にした五大明王、四方に四天王、東西に帝釈天、梵天、総勢21体の諸尊が安置されています。
これが、空海が創造した密教世界、立体曼荼羅です。


●平成の大修理

鎌倉時代、運慶一門が講堂の諸尊の解体修理をしました。それから800余年を経て、平成の大修理がおこなわれました。
修理は菩薩1体を除く20尊。創建当初からある15尊は国宝、そのほかは、重要文化財に指定されています。期間は3年。
平成の大修理は、弘法大師の教え、また、世界遺産としての密教美術を後世につなげる大事業でした。

東寺境内


講堂内部