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国宝 山越阿弥陀図(京都国立博物館蔵) 国宝 山越阿弥陀図(京都国立博物館蔵)

■よみ/やまごえのあみだず
■所蔵/京都国立博物館


山間から沸き上がる雲の上に往立される阿弥陀仏は、やや斜を向き、弥陀来迎印を結んでいます。向かって右方には、観音菩薩が金色の蓮台を奉侍し、その後方には幡を持つ菩薩と、右手に役杖、左手に宝珠をたずさえた比丘(地蔵菩薩)像。左方には合掌する勢至菩薩、その背後には横笛を吹く菩薩、鼓を打つ菩薩が描かれております。

他の山越阿弥陀図は、阿弥陀仏が正面を向いて説法印を結んでいることが多い中で、本図は大きな特長を持つ山越阿弥陀仏と言えます。また、阿弥陀仏の胸と右手に五色の糸を通したと見られる痕があることなどから、臨終を迎えた人達の西方におき極楽浄土に導かれんことを願ったと考えられ、まさに浄土を憧憬する人々の篤い思いが伝わってくる逸品です。


○軸寸法/天地163.0cm×左右68.0cm
○本紙寸法/天地74.7cm×左右50.0cm
○印刷/原色版多色刷
○用紙/特漉雁皮紙
○本格豪華高級桐筥入


定価:294,000円(税込)

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